ひみつの下見に行ってきました。
5月3日に行うひみつのさんぽかいぎの下見に行ってきました!行き先はひみつなので、写真は紹介しませんがね!
集合場所はJR新前橋駅前にある噴水です。そこだけ紹介します。2012年12月に始まった今月のワークショップクラブ略してこんわく!は今回で58回目を迎えます。基本的に毎回全く違うワークショップを行っていますが、2つだけ恒例になっているワークショップがあります。その1つがこの《ひみつのさんぽかいぎ》で、これは毎年1回必ず行っているシークレットツアーです。最近は新前橋駅を集合場所にして、伊香保や太田など、少し遠出をするようになりました。
新前橋駅を集合場所にしている理由は、ここはJR両毛線と上越・吾妻線の分岐点になっていて、バスも出ているので、どちらに行くかおうちの方が予想をしにくくするためです。そこまで徹底して行き先をひみつにしています笑
行き先が分からないツアーに子どもたちが結構な人数集まるのも、企画しておきながら毎年すごいなあと思うポイントです。丸1日子どもを預かるので、託児所がわりに考えれば、プレス遠足的な体験が付いてきてお得に思われるかもしれません。しかしなにぶん行き先が分からないので、どんな服装や持ち物がふさわしいかも分からないというのが難点です。案の定今年は雨の予報が出ていて、傘で済むのかカッパが必須なのか、防寒着がどのくらい必要なのか、考え始めたらキリがありません。
今日もいつもきてくれている子が、「森とか自然だったら行きたい。」という声を届けてくれましたが、残念ながら、行き先はひみつです。
今日はGW初日ですが、スタッフの栗原副園長、コンP絵画番長と、下見をしてきました。新前橋駅は今僕が住んでいる家の最寄駅だし、ワークショップや園の遠出でもよく使う駅なので、下見の必要はないようにも思うのですが、やはり下見はここからスタートしました。これは幼稚園で仕事をし始めて知ったことなんですが、先生たちは子どもたちを連れて行く全ての場所を、事前に下見をしています。住みなれたように思う前橋の町の中でも、事前下見を欠かしません。そうやって僕たちも当時の大人から見守ってもらっていたんだなあと、大人になってから知ることができました。次に子どもたちを守るのは僕らの番だ!と言いたいところですが、みんなを守ってあげられるわけじゃない。自分の身は自分で守る、というモットーのもと、行き先の分からない旅に出かけるのです。おうちに帰るまでが遠足、とよく言いますが、ワークショップはおうちに帰った後の日常生活と接続されています。おうちに無事に返すことは責務ですが、おうちや学校で過ごす多くの時間をより豊かで文化的な暮らしにして行くために、僕らと過ごす時間を必要としてくれるといいなと常々考えています。
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